当社では、仕事の基礎となる業務マニュアルを運用しています。あなたの会社にも、マニュアルは存在するでしょうか。

マニュアル運営で成功した企業として、トヨタ、ユニクロ、無印、セブンイレブン、日立、スターバックス、マクドナルドなど多数の有名企業が挙げられます。事実、マニュアルについては、その言葉を聞くだけで、プラスのイメージを持つ方もいれば、そうでない方もいます。

私たちは、より良いサービスを提供するためのツールとして、マニュアルを活用しています。現場の意見や情報を反映し、スタッフが迷わずに仕事を進められるよう整備しています。かつては順調に見える中でも、社内には多くの問題がありました。

＞聞く人によって仕事のやり方が違う

＞指示通り実行しても指摘を受ける

＞新しい施策に対する情報が不足し、理解できないままアクシデント対応に追われる

＞会社内で情報格差が生じ、知っている者と知らない者の格差が生まれる

＞次に何の仕事があるのか明確ではないため、成長を期待できず、仕事への楽しみが増えない

＞権限が曖昧でチームの責任者が決定できることが少なく、チームが自走できない

＞規律が少なく、問題のある行動を是正できない

＞上司の作業待ちが多く、スピードが遅くなる

＞努力しても評価が同じなら、頑張る人が損をし、頑張らない方が得と思ってしまう

＞成果や反省を振り返る機会がなく、一生懸命取り組んだことが軽視される

このようなネガティブな現象を、あえて記載しましたが、おそらく多くの会社や組織の中でも同じような現象が発生していることかと想像します。

これらの問題を解決しなければ、会社の未来は良くならないと判断し、私たちは１年以上かけて組織体制やルールを見直しています。そして、今は業務マニュアルの整備に着手しています。

少しずつではありますが、会社は良い方向に変化しています。

マニュアルというとネガティブなイメージを持たれる方もいるかもしれません。しかし、良い仕事とは何か、良い結果とは何かを明確にし、スタッフが胸を張って地域で誇らしい会社の看板を背負って仕事ができる環境を作ることが私たちの使命です。あうんで働くことが、個人の自信につながるような職場を目指しています。