当社は一言で言えば、「個人の成長目標を立て、それを達成するための支援をしている会社」と言えます。

サービスを利用される方には、基本的に支援目標が立てられます。

「このサービスを利用して、どうなりたいのか？」を明確にし、課題を抽出し、それを解決することで、価値を創造することを目指しています。

当社ほどスタッフに成長を求めている福祉事業者は、珍しいかもしれません。

私たちが目指す「ふくしパートナー」とは、人が役立ち、守られるために、その人自身がより良く成長していくことを支える存在であり、まさにそのような人物を輩出していくことを目指しています。

私たちは、「成長」という言葉に重要性を置いています。それこそが、会社として取り組みたいことであり、そこから人の役に立つ仕事を成立させていきたいと考えているからです。ただし、この会社の目指す姿を実現していくためには、いくつかのステップが必要です。

まず重要なのは、「やるべきこと」「できること」をしっかりとこなしていることです。やりたいことばかりを追い求めて差別化を図っても、足元の基本的な業務がおろそかになっていれば、すべてが台無しになってしまいます。

つまり、法律・倫理・一般常識など、社会で「当たり前」とされていることを着実に実行することが大前提となります。

当社には、遵守すべきルールや、実行すべきマニュアルもあります。

これらは前述した「やるべきこと」「できること」を確実にこなしていくための指針であり、スタッフにはその実行が厳しく求められます。それは、自分たちの価値を最大化するために、必要不可欠なことだからです。これは決して、個人の価値観や存在意義を否定するものではありません。生まれてきた命には大きな価値があり、それは否定しようのない、尊いものです。むしろ、個人の価値を最大限に発揮するためにも、最低限やるべきことはやっておいた方が良いと私たちは考えています。

あうんには、自分を成長させたいという想いにあふれたスタッフが多いと感じています。それは企業文化であり、外部に誇れるブランドであると自負しています。そしてこの活動を継続することこそが、地域への最大限の貢献につながると私たちは信じています。